この講義は小学3~6年生の生徒さんを対象に行っております。これまでの指導経験の中で、柴又・金町・水元地域の生徒さんに算数・数学で不足していると感じていたことがいくつかありました。その不足を何とか補うことはできないものかという思いから、限られた時間ではありますが実際に形にしてみたのがこの『算数であそぼう』という講義です。まだ始めたばかりですので、どのようになるかわかりませんが、近い将来、『この講義を受けたから図形ができるようになった』と1人でも多くの生徒さんに言っていただけるような講義にして行ければと考えております。
日頃、中学生を指導させていただいた間に、日々感じていたことがあります。それは『図形に弱い』『数的推理力が弱い』『工夫して計算する力が弱い』ということです。すべてを一気に解決できれば良いのですが、当然一筋縄ではいきませんので、まずは高校入試、とりわけ都立高校の入試を想定した講義にすることを考え、下方に掲載しました資料の面からもお分かりいただけます通り、特に図形を中心に扱っていくことにしました。
ご興味をお持ちいただけた方は、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
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では、図形がどれぐらい重要なのでしょうか。下の資料は平成28年都立高校入試問題です。緑枠で囲んだ箇所はすべて図形に関する問題です。多いと感じる方、あるいは、思ったほど多くないと感じる方、様々なご感想があるかと思いますが、これを見て少ないと思った方はいらっしゃらないと思います。問題用紙・解答用紙どちらを見ても約半分が図形(一部は図形がらみの問題)です。点数にしますと実に43点!!いかかですか?
保護者様の立場であれば『どのように勉強させてよいのかわからない』というご意見があるかもしれません。また、生徒さんの立場であれば『苦手だからやらなくていいや』と言いたくなるかもしれません。しかし、さすがにこれ程の配点ですので、しっかりと取り組まなければならないということはお分かりいただけるかと思います。
では、学校や家での勉強で、図形が実際にどれだけ重視されているでしょうか。学校にはカリキュラムがあります。図形を勉強する時期を過ぎてしまいますと、他の単元に進まなければなりませんので、復習として図形を扱う授業時間を作ることなど中々できません。一方、家でお子様に算数の勉強をさせるとなりますと、昔から『計算をできるようにする』ことが重視されます。裏を返せば、『計算ができるようになればそれで良い』で済まされることが少なくありません。ですので、そろばんと公文が今尚根強い人気を誇っているのではないでしょうか。
しかし、このテーマで図形という分野がとても重要であるとお気づきいただけたかと思いますので、まずは弊塾にて早い時期から図形に対する意識を高め、図形は難しい単元ではないということを認識し、図形アレルギーとは無縁の状況をお作りいただければと思います。
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図形の配点は100点満点中なんと43点!!
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